ナスやトマト、エンドウやピーマン、オクラにカボチャの立体栽培、家庭菜園で野菜を育てるときに支柱が必要になる場合があります。春から夏にかけて栽培する野菜のほとんどには支柱が必要です。
支柱を立てる大きな目的は3つあり、1つは省スペースで栽培するため、2つ目は茎が折れないように支えてあげるため、3つ目は2つ目と重なることですが、台風などの暴風災害から守ってあげることです。
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支柱の立て方、基本5技
トマトポールや棚支柱セットなどを購入すると立て方の説明書なども同封されているケースが多く簡単ですが、ここでは主にシンプルな園芸用イボ支柱を使った5つの基本的な方法を解説しています。
① 直立型支柱
② 合掌型支柱
③ 櫓型(やぐら型)支柱
④ 3本仕立て支柱
⑤ クレーン型支柱
この5技を知っていれば家庭菜園で栽培するすべての野菜に対応できるでしょう。
直立型支柱
直立型支柱での栽培に適している野菜
エンドウやインゲンなどのつる性のマメ科野菜やトマトの栽培に適しています。ネットなどを張ってキュウリの栽培にも丁度いい形ですが、畝の両端に2本づつ植えつける場合には、誘引する面が1面しかないので向いていません。2本づつ植え付ける場合は合掌型の支柱を立てるかU字型支柱を使って誘引面が2面できるように支柱を立てなければなりません。
直立型支柱の立て方
直立型支柱の立て方は別の記事にまとめてありますのでそちらをご覧ください。
支柱の立て方|トマトや絹さや、キュウリ、スナップエンドウなどに1番簡単な直立型支柱の立て方
合掌型支柱
合掌型支柱での栽培に適している野菜
合掌型支柱はトマトなどの背が高い野菜などを育てるときによく見かけます。畝の両端に植えつけた野菜を一度にサポートできる便利な方法で、ネットなどを張ってそのままエンドウやインゲンなどのマメ科の栽培やキュウリの栽培にも適しています。
合掌型支柱の立て方
合掌型支柱の立て方は別の記事にまとめてありますのでそちらをご覧ください。
合掌型支柱の立て方¦キュウリなど夏野菜全般に活躍する合掌型支柱はトマトの栽培にも使えるが1つ注意が必要
3本仕立て支柱
3本仕立て支柱で栽培する野菜
ナスやトウガラシなどのナス科の野菜の栽培に適した仕立て方です。
3本仕立て支柱の立て方
3本仕立て支柱の立て方は別の記事にまとめてありますのでそちらをご覧ください。
ナスの支柱の立て方|家庭菜園のナスは3本仕立て支柱で決まり!ナスのプランター栽培はこの支柱で大丈夫
クレーン型支柱
クレーン型支柱で栽培する野菜
ピーマンや獅子唐、万願寺トウガラシなどの甘トウガラシ類やナスなどの栽培でも使用できます。クレーン仕立てのメリットは支柱が1本しか必要ないところです。また、特にプランターで唐辛子類を栽培する際などはクレーン型支柱にすると簡単に設置できます。
畑でピーマンなどを栽培するときは150cmの支柱を使い、プランターでピーマンなどを栽培するときはそれより短めの120cmから獅子唐などの樹高がより低い野菜の場合は110cmの支柱を使うこともできます。強度的にはその他の立て方には劣りますが、比較的簡単に設置でき何よりも支柱1本でナス科の3本仕立てがサポートできるのでプランター栽培などではよく使う方法です。
クレーン型支柱の立て方
クレーン型支柱の立て方は別の記事にまとめてありますのでそちらをご覧ください。
ピーマンの支柱で1番簡単なクレーン型支柱はプランター栽培の支柱としても大活躍
やぐら型支柱
やぐら型支柱に適した野菜
やぐら型支柱は垂直に立てた支柱の複数の支柱を、支柱の上部で連結させてやぐらの形を作る方法で強度的に大変優れた方法です。トマトやマメ科の野菜など幅広い野菜に適していますが、強度があるので特にスイカやカボチャなどの重量のある実をならす野菜の栽培に向いています。
やぐら型支柱の立て方
やぐら型支柱の立て方は別の記事にまとめてありますのでそちらをご覧ください。
支柱の立て方|やぐら型支柱は強度抜群でカボチャやスイカ、メロンなど大型果菜の立体栽培を可能にする